✳︎2019年 クリスマス会✳︎
今年も毎年恒例のクリスマス会を12月21日開催しました! まずはたこ焼き作りから!今年はたくさんのたこ焼きを作ったので、生徒もスタッフも全員総出でたこ焼きを作りました。 そのあとはケーキ作りも!それぞれ班に分かれて、思い思いのケーキを作ってくれました。どのケーキもとても個性が溢れていて素晴らしかった!これからもそんな個性をたくさん伸ばして行って欲しいなぁと思います! そのあとは作ったたこ焼きの実食。作りたてだったのでどれもホカホカでみんな美味しく食べていました!また、まん丸なおにぎりの差し入れもあって、お腹いっぱいに。。(笑)それでも、ケーキは別腹?!きれいにケーキも完食、ごちそうさまでした!! その後はレクレーション。今年は新たな試みとして、有志のスタッフ生徒による絵画の展示やスタッフ自作によるクイズ大会、『カルトQ』を行ったり、1年の活動の記録をムービーとともに振り返ったりと様々なプログラムで楽しみました!特にクイズ大会では、普段あまり知ることのできないスタッフの一面を知ることが出来て、生徒もスタッフもビックリして、笑顔の絶えない面白い企画でした。他にもベトナムからの留学生による歌唱やクリスマス会恒例のビンゴ大会など、1日かけて楽しいイベントとなりました。 2019年もイベント、塾の活動を通して生徒の笑顔をたくさん見ることが出来たと同時に、スタッフにとっても楽しい時間を過ごすことが出来ました!来年からもおっちー塾は子どもたちの居場所となれるように一層努力していきたいと思っています。また、スタッフにとっても楽しい場所、成長できるような場所となれるように頑張っていきたいと思います!2020年もおっちー塾をよろしくお願いいたします! |
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*2019年11月9日(土)10(日)宿泊体験*
毎年恒例の「おっちー塾宿泊体験」。今年は七沢自然ふれあいセンターへ行きました。 屋外バーベキューをしたり、革を使ってのオリジナルキーホルダー作成をしたりなど、充実した二日間。 バーベキューでは、全てのお肉をほぼ30分で完食…(すごい) ということで、焼きそばやマシュマロなども作って食べちゃいました。 一方、革細工では、模様の色づけが想像していたよりも難しく。。 でもみんな工夫しながら華やかでオリジナリティー溢れる作品に仕上げていました。 今回は生徒とスタッフが協力してイベントを企画・運営し、そのおかげで例年よりも沢山生徒とスタッフ間で交流する時間がとれました。 体育館では、バスケやバドミントンをしたり、外でドロケイなどをして楽しみました。子どもたち、とーっても元気です。 |
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*つづき *
2日間を通して印象的だったのは、生徒の「優しさ」です。 調理や体験活動では、普段の活動であまり交流をしていないお友達もいる中、生徒同士明るく声をかけて協力し合いながら準備をしたり、困っている生徒やスタッフに積極的に声をかけ、気遣ってくれる生徒が何人もいました。 恒例の夜トークも非常に盛り上がり、そこでは生徒の夢や日頃考えてることなどをじっくり聞くことができ、スタッフも考えさせられることが多かったです。 今回参加してくれた生徒たちは、長い間おっちー塾に通っている子がほとんどであったため、彼らの成長をすごく感じることができました。 彼らの真剣な話を聞いたり、お互い助け合っている姿を見て、あらためて、おっちー塾の生徒はみんな良いものを持ってるなぁと感じます。 非常に充実した2日間であり、みなさま大変お疲れさまでした。 |
*<告知>おっちー塾主催講演会(11月30日開催)の告知*
2019年11月30日(土)、おっちー塾主催で講演会を開催します。 詳細は以下の通り。以下の通り。 講演者:早川 幸治氏(英語学習教材著者、企業研修講師、等) 講演タイトル:「不登校で身についた強さ」 日時:2019年11月30日(土)15:30 ~ 17:00 会場:東戸塚地区センター2階 中小会議室 定員:35名 申込方法:045-825-1161へお電話でお申し込み下さい。 ※定員に達し次第、締め切らせていただきます。 当日は、質疑応答の時間も設けさせていただきます。 早川先生に直接質問させていただける機会もそうないと思います。この機会を是非ご活用ください。 |
*2019年10月6日(日)神奈川県不登校相談会参加*
神奈川県の不登校相談会に参加しました。 おっちー塾の活動内容を紹介させていただきました。 また、4組の方がおっちー塾の個別相談会にお越しくださいました。 学習支援だけじゃない、おっちー塾の幅広い活動。 そんなおっちー塾の活動にスタッフとして参加してみたいというあなた、スタッフ希望者を随時受け付けています。 お問い合わせはこちらのお問い合わせフォームからお願いいたします。 |
*2019年9月21日(土)親の会*
不登校児童・生徒の保護者による「親の会」を開催しました。 親の会は、隔月開催となり、次回は11月開催を予定しております。 現在お子様がおっちー塾に通われていなくてもご参加可能です。 参加をご希望される方はお問い合わせフォームよりご連絡をお願いします。 |
*2019年8月31日(土)日本語教育研修*
外国にルーツのある生徒(日本語が得意でない生徒)への学習支援方法について、これまでスタッフ自らがその支援方法を考え、サポートを続けてきたおっちー塾。 一度、正しい教育方法について専門家より学ぶべきではという声が上がり、この度、講師に嶽肩志江(たけがたゆきえ)先生をむかえて、日本語教育研修を実施。 言語習得の目標をどこに置いたらよいのか、日本語は母国語で学ぶべきなのか、日本語で学ぶべきなのか、そのうち覚えてしまうものなのか、などのお話もあり。 あっという間に研修が終了。 学びの非常に多い研修でした。 スタッフの能力向上のため、今後もこのような研修は積極的にやっていきたい。 |
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*2019年8月24日(土)ヨコハマン参加*
毎年恒例、ヨコハマンに参加。 今年は4点の作品出展と、おっちーバンドによる演奏で参加。 絵画作品では、デジタルアートや鉛筆画作品を出展。 おっちー塾には絵の得意な生徒が多く、そのクオリティーにいつも驚かされているスタッフたち。 おっちーバンドは今年で3年連続の参加。 音楽を通じて生徒とスタッフが一つの作品を完成させる姿にスタッフ一同感動。 学習支援だけじゃない、おっちー塾の幅広い活動。 そんなおっちー塾の活動にスタッフとして参加してみたいというあなた、スタッフ希望者を随時受け付けています。 お問い合わせはこちらのお問い合わせフォームからお願いいたします。 |
*2019年7月20日(土)夏祭り*
おっちー塾初の開催とった「夏祭り」。 とても楽しい会となりました\( ˆoˆ )/ この「夏祭り」は、生徒から「やりたい!」との声に、スタッフが「よし! やろう!!」で企画、実行したもの。 おっちー塾は、生徒の気持ちを大切に受け止め、そして、生徒がやりたいことを具現化するために、生徒をサポートするために、おっちー塾スタッフが存在する、そんな「居場所」です。 今後も生徒の声にしっかりと耳を傾けていき、新しいことにも積極的に挑戦して行きます!!。 スタッフの一員としておっちー塾の活動に参加してみたいというあなた、スタッフへの参加を随時受け付けています。 お問い合わせはこちらのお問い合わせフォームからお願いいたします。 |
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*2019年7月6日(土)親の会*
不登校児童・生徒の保護者による「親の会」を開催しました。 今回は、保護者が保護者にインタビューするという形式をとりました。 いつもとは違った雰囲気で、心にしまってあった思いを「語ることが出来た」との ことでした。 親の会は、隔月開催となり、次回は9月開催を予定しております。 ご参加を希望される方はお問い合わせフォームよりご連絡をお願いします。 |
*2019年6月29日(土)、30日(日)スタッフ宿泊研修*
おっちー塾初の試みである、スタッフ宿泊研修を実施。 今後より良いサポートをしていくために、自分達にとって何が必要か考え過ごした二日間。 各自、学びの材料を持ち寄り、お互いがお互いにないものを教え合い、吸収し合う形式で実施。 おっちー塾が他のボランティア活動とは異なる魅力を持っていること、そして、おっちー塾の存在が各スタッフにとって大きなものであることなど、多くの新たな発見があり。 また、おっちー塾は何のために存在しているのか、我々スタッフはどうあるべきなのか。そして、日本の学校教育の根底にあるもの、いじめの原因となる思想は?など、とことん話し合いました。 参加者全員に共通していたのは、おっちー塾のスタッフになって良かった、みんなと出会えて良かった、と思っていること。 そんなスタッフの一員としておっちー塾の活動に参加してみたいというあなた、スタッフへの参加を随時受け付けています。 お問い合わせはこちらのお問い合わせフォームからお願いいたしまう。 |
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*2019年6月23日(日)神奈川子ども未来ファンド助成贈呈式・報告会*
2019年神奈川子ども未来ファンド助成贈呈式、ならびに、2018年助成報告会に出席にしてきました。 今年度、助成金を申請した多くの団体の中から、おっちー塾が選ばれたことを大変名誉に思います。そして、日々の活動が認められたこと、非常にうれしく思います。 会場では、おっちー塾の活動について熱くプレゼン。 交流会では、他団体の活動を知ることができ、とても有意義な1日でした。 不登校、引きこもりの支援、子育てその他お母さんの為の電話相談、引きこもり等のカテゴリーに入らないが居場所を求めている子供たちの支援、複雑な家庭への支援、子供食堂、等々、皆さん多方面から子どもたちを支えていく活動をされており、助成金の必要性やスタッフ不足の悩みなどを語っておられました。 あらためて、このように助成金支給団体に選ばれることは大変名誉なことであると感じております。 今後も、子どもたちにとって安心できる「居場所」であるべく、日々活動してまいります。 この度は、おっちー塾を支援団体に選んでいただき、誠にありがとうございました!! |
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*2019年6月15日(土)ANA工場見学*
ANAの工場見学に行ってきました! 天候不順で心配もありましたが、無事に現地に到着。 新整備場駅に到着したら、早速飛行機が目の前に! そこから、バスで移動して工場へ。 まずは、ANAのこと、飛行機のことについてのレクチャーを受けました! 気さくなスタッフの方の説明で、普段ではなかなか知り得ない飛行機のことをたくさん教えて頂きました! そして、いよいよ工場の中へ! 今回見学させていただいたのは、飛行機を整備する工場でした。 こんなに近い距離で飛行機を見る機会など初めての経験で、生徒もスタッフもテンションが上がりっぱなしでした!!(笑) |
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*2019年6月15日(土)ANA工場見学<続き>*
中でも大目玉だったのは、1基30億円の飛行機のエンジン!! とにかく大きい! とても大迫力で、その前で集合写真も撮りました。 また、今後運行予定の貨物輸送機なども見せて頂いたり、帰りにはお土産も頂いて、とても内容の濃い、大満足な社会見学でした! そして、普段の活動では見られないたくさんの生徒の笑顔も見ることができました! 今回の工場見学で企画やアテンドをしてくださった方々にこの場を借りてお礼を申し上げたいと思います。 本当にありがとうございました!! |
*2019年6月1日(土)不登校相談会*
神奈川県教育委員会と18のフリースクールによる不登校相談会が開催されました。 メイン会場では、不登校経験者、そして不登校の子を持つお母さま方のお話を座談会形式で共有いただき、その後は各フリースクールがブースを設けて個別相談に対応する形で実施。 我がおっちー塾も、少しでもお役に立つべく、塾の紹介ならびに個別相談対応を行いました。 一方で、当塾が抱える課題について教育委員会の方とお話することができ、非常に有意義な1日となりました。 学んだこと全てを今後の塾運営に生かして参ります。 |
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*2019年5月25日(土)親の会*
不登校児童・生徒の保護者による「親の会」を開催しました。 8名が参加された今回もそれぞれが体験談や悩み、そしてアドバイスを共有する場となりました。 話をするお題は最初に決めずに、皆さまの発言の中から話す内容が広がっていくのが特徴です。 隔月開催となり次回は7月6日(土)です。 ご参加を希望される方はお問い合わせフォームよりご連絡をお願いします。 |
*2019年3月30日(土) お花見会🌸*
桜の季節がやって参りました!今年も恒例のお花見会! 去年は快晴でしたが、今年はくもりで少し残念。 今年は総勢30名。おてらおやつクラブさんからいただいたお菓子やお団子などを楽しみながら桜を鑑賞しました。 来年は晴れるといいなあ。 場所取り隊長としては切実なる願いです。 2019年度もイベント盛りだくさん。 張り切って準備して参ります! おっちー塾ではこのようなイベントや学習支援等の活動を、一緒に盛り上げてくれる仲間を募集しています。 いつでも見学大歓迎です! お問い合わせはこちらのフォームよりお願いいたします。 ご連絡お待ちしております。 |
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*2019年3月16日(土)おっちー塾 親の会*
隔月で予定している、不登校児童・生徒の保護者による「親の会」を開催しました。 親の心の裡が切々と語られました。 次回の「親の会」は5月を予定しております。 参加を希望される方はお問い合わせフォームよりご連絡ください。 |
*2019年3月2日(土) 卒業を祝う会*
毎年恒例、おっちー塾を卒業する生徒たち、スタッフたちを送り出す会の開催です。 卒業を祝う一方で、お別れするのはさみしいものです。 おっちー塾では、みんなで作ってみんなで食べる。 今回は、昨年に続き、たこ焼きと、あと、揚げパン。ガッツリ作ってガッツリ食べました。 食後にはコンサート。生徒とスタッフによる素晴らしい歌の披露が行われました。 音楽って、年齢問わず人をつなげる力があり、いいですね。 そしてこちらも毎年恒例のビンゴ大会。 今年はしっかりと空気を読んだスタッフたち。エライぞ!! そして、最後は感動の卒業証書授与式。 塾長おっちーから一人ずつ卒業証書が渡され、卒業するスタッフは一人ずつ挨拶。 4月から少し寂しくなりますが、卒業するみなさん、いつでも遊びに来てください。 おっちー塾はいつまでもみんなにとっての「居場所」です。 |
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*2019年2月2日(土) カップヌードルミュージアムへ*
桜木町駅で待ち合わせてカップヌードルミュージアムへ。 懐かしのパッケージが並ぶ博物館コーナーでは各々が思い出の味とご対面。 続いては、メインイベントであるオリジナルカップヌードル作り。 時間も忘れて真剣にパッケージデザイン。 スープは、カレー味、シーフード味と、四種類から選択し、トッピングもコロチャー、エビなどから四種類をピックアップ。 最後はキレイにラッピングして完了。 世界に一つだけのオリジナルカップヌードルが完成。 その後は完成したカップヌードルの鑑賞会へ。 ものを作るのって楽しい。 また何かを作りにどこかにお出かけしましょう。 |
*2019年1月31日(木) エフエム戸塚(FM83.7MHz)を訪問しました*
エフエム戸塚(FM83.7MHz)を訪問しました。 今回の収録分は、2月9日土曜の朝9:40から、「とつかの力」というコーナーで放送される予定とのこと。 15分コーナーのようなので、聞き逃し注意で。 エフエム戸塚専用アプリでも聴けるとのことなので、戸塚区近辺にお住まいでなくても放送を楽しむことは可能です。 曲名当てイントロクイズ楽しんだり、ラジオ局の機材を色々ご紹介いただいたり。 番組パーソナリティーである「相浦やよい」さんには大変お世話になりました。 子どもたち一人一人のおっちー塾へのメッセージが流れる予定。 どのように放送されるか、今から楽しみです。 放送開始5分前にはラジオの前へ。 エフエム戸塚(FM83.7MHz)へチャンネルセットで。 |
*2019年1月26日(土)「のんびる 2月号」にておっちー塾が紹介されました*
この度、「のんびる 2月号」にて、おっちー塾が紹介され、スタッフのインタビュー記事が掲載されました!!
まさに、「自分の世界を広げ」られるのが、ボランティア活動。また、子どもたちや、世代の異なるスタッフとの交流を通じて、様々な学びが得られるのもボランティア活動の魅力の1つ。
子どもたちのみならず、スタッフにとってもある種の「居場所」になっているおっちー塾。私も学生時代におっちー塾のようなボランティア活動に出会っていたら、より充実した学生生活を送れていたかもしれない。
おっちー塾では現在ボランティアスタッフを募集しています。自分の世界を広げてみたい、そして、より充実した生活を送ってみたいというあなたからのご連絡をお待ちしております。(こちら、スタッフ募集ページよりお問い合わせください)
この度、「のんびる 2月号」にて、おっちー塾が紹介され、スタッフのインタビュー記事が掲載されました!!
まさに、「自分の世界を広げ」られるのが、ボランティア活動。また、子どもたちや、世代の異なるスタッフとの交流を通じて、様々な学びが得られるのもボランティア活動の魅力の1つ。
子どもたちのみならず、スタッフにとってもある種の「居場所」になっているおっちー塾。私も学生時代におっちー塾のようなボランティア活動に出会っていたら、より充実した学生生活を送れていたかもしれない。
おっちー塾では現在ボランティアスタッフを募集しています。自分の世界を広げてみたい、そして、より充実した生活を送ってみたいというあなたからのご連絡をお待ちしております。(こちら、スタッフ募集ページよりお問い合わせください)
〜「のんびる 2月号」おっちー塾紹介記事<全文掲載>〜
想像以上に得意だった子どもの相手
大学で経済学を学ぶ林宏樹さんがフリースクールの「おっちー塾」でボランティアスタッフを始めてから2年になります。大学2年生のころ、ボランティアに挑戦して自分の世界を広げようと、横浜市の「とつか区民活動センター」に相談したのが、参加のきっかけでした。
「僕にできることはないでしょうかと、いくつか体験させてもらったんです。いちばん合っていたのがおっちー塾でした」
塾は毎回、「今日は何がしたい?」と子どもに尋ねることから始まります。塾長の落合嘉弘さんは元高校教員。子どもを枠にはめる教育に疑問を抱き、それぞれの子がやりたいことに寄り添う教育をめざしておっちー塾を始めました。だからスタッフは一対一でその子がいちばんやりたいことを一緒にやるのが大原則。
塾に通ってくるのは中学生が中心ですが、小学生や高校生も。学校に行けない子、学校には行っているけど勉強についていけない子、日本語がわからないから授業の内容がわからないという外国からやってきたばかりの子など、さまざま。勉強よりも、人付き合いに慣れるため、おしゃべりをしようとやってくる子もいます。
もともと子どもは好きだったという林さん。「僕、初対面の子どもと仲良くなったりするのが、想像していた以上に得意だったみたいです」
そう言っていたずらっぽく笑います。
できれば就職しても続けたい
「笑わなかった子が笑うようになったり、話さなかった子が話すようになったり。学校に行けるようになったり。子どもたちの変化を目の当
たりにすると、やっててよかったと思います」
子どもたちとのかかわりのなかで、自身が手にしたものも少なくないと林さんは言います。
「毎回違う子と向き合うことで、いろいろな考え方があることに気付かされたり。ボランティアの側が学ぶ場でもあるんです」
じつはこの春に卒業を控えた林さんの卒業論文のテーマはフリースクールです。
「全体的に人が足りていない分野なんです。でも調べてみると、思った以上に社会的に意義のあることだということがわかって。すごいこと
やってるんだってみんなに伝えたいですね」
同じスタッフには、社会人や主婦など学校生活では出会わないような人もいて、おっちー塾は林さんにとっても大切な出会いの場になって
います。就職活動の際など「先輩」に人生相談をしたこともあるのだとか。
もうすぐ自身も社会人になる林さんですが、できれば就職した後も、おっちー塾での活動は続けたいと考えているそうです。
「自分のペースで活動できますし、しばらく参加できなくても、また『おかえり』と迎えてもらえる。温かさがある、大切な場所なんです」
想像以上に得意だった子どもの相手
大学で経済学を学ぶ林宏樹さんがフリースクールの「おっちー塾」でボランティアスタッフを始めてから2年になります。大学2年生のころ、ボランティアに挑戦して自分の世界を広げようと、横浜市の「とつか区民活動センター」に相談したのが、参加のきっかけでした。
「僕にできることはないでしょうかと、いくつか体験させてもらったんです。いちばん合っていたのがおっちー塾でした」
塾は毎回、「今日は何がしたい?」と子どもに尋ねることから始まります。塾長の落合嘉弘さんは元高校教員。子どもを枠にはめる教育に疑問を抱き、それぞれの子がやりたいことに寄り添う教育をめざしておっちー塾を始めました。だからスタッフは一対一でその子がいちばんやりたいことを一緒にやるのが大原則。
塾に通ってくるのは中学生が中心ですが、小学生や高校生も。学校に行けない子、学校には行っているけど勉強についていけない子、日本語がわからないから授業の内容がわからないという外国からやってきたばかりの子など、さまざま。勉強よりも、人付き合いに慣れるため、おしゃべりをしようとやってくる子もいます。
もともと子どもは好きだったという林さん。「僕、初対面の子どもと仲良くなったりするのが、想像していた以上に得意だったみたいです」
そう言っていたずらっぽく笑います。
できれば就職しても続けたい
「笑わなかった子が笑うようになったり、話さなかった子が話すようになったり。学校に行けるようになったり。子どもたちの変化を目の当
たりにすると、やっててよかったと思います」
子どもたちとのかかわりのなかで、自身が手にしたものも少なくないと林さんは言います。
「毎回違う子と向き合うことで、いろいろな考え方があることに気付かされたり。ボランティアの側が学ぶ場でもあるんです」
じつはこの春に卒業を控えた林さんの卒業論文のテーマはフリースクールです。
「全体的に人が足りていない分野なんです。でも調べてみると、思った以上に社会的に意義のあることだということがわかって。すごいこと
やってるんだってみんなに伝えたいですね」
同じスタッフには、社会人や主婦など学校生活では出会わないような人もいて、おっちー塾は林さんにとっても大切な出会いの場になって
います。就職活動の際など「先輩」に人生相談をしたこともあるのだとか。
もうすぐ自身も社会人になる林さんですが、できれば就職した後も、おっちー塾での活動は続けたいと考えているそうです。
「自分のペースで活動できますし、しばらく参加できなくても、また『おかえり』と迎えてもらえる。温かさがある、大切な場所なんです」
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